オープンドラムで発泡スチロールを手軽にリサイクル

オープンドラムに関するQ&A

オープンドラム導入に関するよくある質問をまとめました。

購入時及び回収時の最低ロット本数ありますか?
ドラム缶1本よりお届けいたします。回収の場合も一緒です。
販売地域はどの辺までですか?
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、静岡県、愛知県、(山梨県を除く)、福島県、岐阜県、(三重県 ※営業所留め)が販売地域です。 (三重県については、直接納品ができません。運送会社営業所留めとなります。詳しくはお問い合わせください。)
発泡スチロールの表面についた、汚れや埃など異物が含まれるかも知れませんが大丈夫ですか?
汚れや埃程度ではまったく問題ありません。
但し、ガラスの破片や金属片などの硬い物が混ざると引き取った後、再生分離する際にポンプを破損させる可能性がある為、ドラム缶に投入する前に取り除いて頂きます。
同様に、シールやステッカー等も事前に剥がしてください。
手についても大丈夫ですか?
手についた場合、手が溶けることはありませんが、皮膚の脱脂作用があります。万が一、手についた場合は、すぐに水洗いしていただければ大丈夫です。
蓋をあけたままにすると揮発しますか?
揮発します。但し揮発速度が遅い為、かなりの時間がかかります。
しかし、揮発させると本来の処理量以下しか処理できなくなる為、出来る限り使用しない時は蓋をしめておいてください。
雨水が混入しても大丈夫ですか?
雨水が混入した場合、「ゾル化剤」と「減容したPS」と「雨水」は完全に分離します。しかし、雨水入った事により液面が上がってしまい、本来の処理以下しか処理が出来なくなりますので、可能な限り使用しない時は蓋を閉める様にしてください。
ゾル化剤のMSDS(製品安全データーシート)は発行できるのですか?
法律に基づき、発行いたします。
着色や表面に模様の入った発泡スチロールも処理できますか?
発泡スチロールにPS(ポリスチレン)のマークがあれば処理できます。色素成分はそのまま沈殿しますが問題はありません。
ドラム缶1本でどれくらいの量を処理できますか?
発泡スチロール75kgを処理することが出来ます。これは一般的な60倍発泡スチロールの塊で換算すると13立米のおおきさになります。
また、発泡倍率の数字の低い、食器トレーや建築用断熱材などは、6立米減容できます。
取替えの目安は?
ドラム缶中の減容液(ゾル化剤)がドラム缶の縁から、20cm位まで上がってきたら取替えとなります。
「ゾル化剤」は危険な液体でしょうか?特別な資格とかは必要でしょうか?
消防法では、第4類第2石油類に分類されます。また、労働衛生法では第3種有機溶剤となります。
貯蔵量がドラム缶5本を経過、又は取扱量がドラム缶2本以上の場合は、第4類乙種又は第4類丙種危険物取扱者の資格が必要となります。又、取扱量がドラム缶1本の場合でも、風通しの悪い室内などの環境で処理を行う場合は有機溶剤作業主任者の資格が必要となりますが、それ以外は必要ありません。
ドラム缶を引き取る時に、マニフェスト(産業廃棄物管理表)はなくても大丈夫ですか?
容したゾル化PSは、引き取りのあと再商品化される物で「廃棄物」ではなく「有価物」になり、廃棄物処理法には、該当しません。
従って、マニフェストは不要となります。
減容したゾル化剤PS(発泡スチロールをゾル化剤で減容し沈殿した物)は、引き取りの際、引き取り料がかかるのでしょうか?
引き取り料はかかりませんが原料としてドラム缶1本当たり¥1,000円(税別)で買取させて頂きますので、次回その金額を差し引いた金額をキャッシュバックさせて頂きます。
但しオープンドラムはリサイクルを目的としておりますので、溶液が汚れて再生できない場合があります。その際は、大変申し訳ありませんが、処分料を請求させていただきます。
どのような物にリサイクルされるのでしようか?
引き取ったドラム缶は、再生工場で沈殿物と液を分離し、液は上流分離し再生され、沈殿物は、PS樹脂のペレットとなり、玩具や文房具・カセットテープのケースなどに再商品化されます。
ドラム缶はこちらで用意しなければならないのでしょうか?
液の入ったドラム缶を納品しますので、そのままご利用ください。但しドラム缶は、無償貸し出しとなりますので、引取り時には、収めた時のドラム缶でないと引き取りしかねます。
一杯になったドラム缶はどのように捨てれば
当社のゾル化剤は、ゴミ減量ではなく、「リサイクル」を目的としています。従って、一杯になった場合、当社に連絡をいただければ、回収の便を手配いたします。
引取りの際、回収に掛かる費用はどちらが負担するのですか?
回収のトラックの費用は当社にて負担いたします。
EPS(ビーズ法発泡スチロール)又 XPS(押出発泡スチロール)は溶解できますか?
臭素系難燃剤を使用した発泡スチロール(ポリスチレン)は溶解処分出来ません。
2012年(平成24年)頃より以前に製造されたもの(即ち新品ではなく解体などで発生したもの)については、全て焼却処分をすることをかなり厳しく強く推し進められております。
臭素系難燃剤を使用した発泡スチロール(ポリスチレン)
・EPS(ビーズ法発泡スチロール)
ブロックを軟弱地盤上の盛り土や擁壁に、またカットして家の断熱材や屋根の瓦下地材として使用
・XPS(押出発泡スチロール)
スタイロフォームに代表され、化学畳の芯、建物の壁床の防音・断熱に使用
※土建・解体・工事現場で処分される場合は、お問い合せ下さい。